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塩尻市に新図書館が出来る!

来年塩尻市に、新しいコンセプトを持った、新図書館がOPENするそうです。

塩尻の新図書館の検討委員であり、図書館協会理事の常世田さんに誘われて、

4月21日~22日、長野県塩尻市へ1泊2日で行ってきましたよ。

待ち合わせは、新宿駅。乗るのは特急「あずさ」です。

途中、日本一の朝プロジェクトで関わっている北杜市を通過します。

建設中の新図書館です

建設中の新図書館です

ここでちょっと塩尻市とその新図書館の背景を紹介します。

以下、常世田さんから頂いた紹介文が非常に分かりやすいので、転載します

(一部事情により手を加えてあります)

塩尻市は、人口7万弱。
一部は、松本のベッドタウンです。
ワインのメーカーがいくつかあり、

最近ではエプソンの研究機関が移転してきました。

現在の塩尻市立図書館

現在の塩尻市立図書館

3年ほど前から、図書館を中心とした複合施設の建設を目指して検討してきました。
一般的に複合施設は、どこでも失敗しています。
複数のセクションを融合させてサービスの向上を目指すのですが、
結局縦割り行政の悪弊で、バラバラになります。

ところが、塩尻では、当該の施設を一つの部として、まとめようとしています。

民間では珍しくないと思いますが、行政では画期的なことです。

しかもその複数のセクションの下支えを、
情報面で図書館が担う、というコンセプトです。

他の部署としては、子育て、高齢者、ビジネス、市民活動などの支援機関です。

これまでの取組みがユニークで、
「創造会議」という、市民中心の会議を前身の会議まで含めると3年間行い、
外部から専門の図書館長を招聘しています。

現在、基礎工事が始まっていますが、これから市民のボランティア
として、サポーターやインキュベーションリーダーなどを育てる予定です。

施設の名前は、「えんぱーく」です。

つまり、このような施設は、
できる過程と、できてからの両方の過程に市民が主体的に取組まないと

生きた使い方は出来ないわけです。

それがこれから、建物が出来上がるのと並列で起きてきます。
設計家も若い方で、従来の公共施設のあり方には批判的で
新しいあり方を探りたいと考えています。
私も、元公務員として、よほど市長はじめ市役所の職員がその気に
ならないと失敗すると発言してきました。

そこで、林さんの「市民参加の映画づくり」の手法が導入できれば、
市民参加の図書館づくりが同時に実現できるのではないか、
そして、林さんの夢である、図書館づくりへの参加、
図書館の映画づくりも同時に実現できるのではないか、と考えました。

これまでの私なりの印象では、住民の民度は高く、行政マンは優秀です。
市長も若く、新しい施設の新しい運営形態をアピールしたいと考えています。

http://www.city.shiojiri.nagano.jp/

http://www.city.shiojiri.nagano.jp/ctg/310145/310145.html

■■■■ そんなこんなで、塩尻入りです!■■■■

初日は、あいにくの雨・・・。

まずは、市民交流センター開設準備室室長の田中速人さん、

図書館の内野安彦館長、館長補佐の伊東直登さんにご挨拶!

たっぷりと新図書館への思いと、今までの経緯をどっさり資料を元にお話頂きましたよ。

果たして自分は新図書館OPENへ向けて役に立てるのか、
まだ何も決まってない中で、

いろいろな可能性を感じながら、まずは現状把握とリサーチです!

ここまでのプロセスのお話を聞いて、内心「出遅れちゃったかなぁ」とちょっと悔しい気も・・・。

常世田さんは日帰りで帰りますが、(どうやら常世田さんは雨男らしいですw)

僕は明日もあるので、晴れを期待!

明日の天気で、未来を占なおう!今夜はまずは館長と伊東さんと呑みますっ。

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